外壁のメンテナンスフリーは本当?選び方や注意点を解説
2024/10/25外壁のメンテナンスについて悩んでいませんか。
「できるだけメンテナンスを避けたい」
「長持ちする外壁材を選びたい」
そんな思いを抱えている方も多いはずです。
この記事では、外壁のメンテナンスフリーについて、本当の意味や実現のための方法、注意点などを解説していきます。
□メンテナンスフリー外壁の真実
「メンテナンスフリーの外壁材」という言葉、よく耳にするのではないでしょうか。
しかし、残念ながら現時点では、本当にメンテナンスが一切不要な外壁材は存在しません。
1: 「メンテナンスフリー」という言葉の誤解
「メンテナンスフリー」という言葉は、あくまでも「メンテナンスの手間が減る」という意味で使われている場合がほとんどです。
例えば、雨水を利用して表面をコーティングすることで汚れを付きにくくする機能や、紫外線で汚れを分解する機能を備えている外壁材などが挙げられます。
確かに、これらの機能は塗り替えまでの期間を伸ばしたり、日々のお手入れの頻度を抑えたりする効果は期待できます。
しかし、全くメンテナンスがいらないわけではありません。
2: 外壁の寿命を延ばすには、素材選びと定期的な点検が重要
外壁材には、それぞれ特徴や寿命があります。
例えば、タイルや鉄筋コンクリートなどは、比較的耐久年数が長いと言われています。
・タイル
耐久年数は30年程度と長いですが、目地の補修が必要になります。
タイル自体はほぼメンテナンスの必要はありませんが、タイル同士をつなぐ目地のコーキング補修は必要となります。
・鉄筋コンクリート
耐用年数は30~45年と高寿命ですが、クラックが発生する可能性があります。
また、鉄筋コンクリート(RC造)の外壁は、非常に長寿命ですが、ヒビ割れなどの見た目の劣化が起こる可能性も考慮する必要があります。
外壁の寿命を延ばすためには、素材選びはもちろんのこと、定期的な点検と適切なメンテナンスが不可欠です。
□メンテナンスを減らすためのポイント
外壁のメンテナンスを減らすためには、いくつかのポイントを押さえましょう。
1: 高性能な塗料を選ぶ
外壁塗料の選択は、将来のメンテナンスに大きな影響を与えます。
耐候性や耐汚染性に優れた高性能塗料を使うことで、外壁の寿命を延ばし、メンテナンスの回数を減らすことが可能です。
例えば、光触媒塗料やフッ素塗料は高い耐久性を持ち、長期間にわたって外壁を保護します。
塗料選びが、将来的なメンテナンスコストの削減に直結するため、慎重な選定が必要です。
2: シーリング部分のメンテナンスが重要
外壁のシーリングは、外観からは劣化がわかりにくい部分です。
しかし、劣化したシーリングは雨水が浸入し、建物内部にダメージを与えるリスクがあります。
そのため、定期的なシーリング部分の点検とメンテナンスが不可欠です。耐久性の高いシーリング材を選ぶことで、外壁の耐久性を向上させることができ、外壁全体の保護にもつながります。
3: 住宅の耐用年数を考慮する
外壁メンテナンスを計画する際には、住宅自体の耐用年数を考慮することが重要です。
家の建て替えが近い場合、外壁に大規模な修繕を行うのはコスト面で効率が悪くなることがあります。
家族のライフプランを踏まえ、メンテナンスと費用のタイミングが重ならないように計画することが賢明です。
□まとめ
外壁のメンテナンスフリーは、現実的には難しいと言えます。
しかし、適切な外壁材を選び、定期的な点検とメンテナンスを行うことで、メンテナンス頻度を減らし、外壁の寿命を延ばすことは可能です。
高性能な塗料を選び、シーリング部分のメンテナンスを定期的に行うことで、外壁の劣化を抑制することができます。