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遮熱塗料は効果なし?効果がないと言われる理由とおすすめなケース

2024/10/11

遮熱塗料は、近年注目を集めている省エネ対策の一つです。
しかし、「効果がない」という声も耳にするかもしれません。

遮熱塗料の効果は、塗料の種類や施工方法、住宅の構造など様々な要因によって異なります。
この記事では、遮熱塗料の効果がないと言われる6つの理由と、効果を発揮しやすい4つのケースを具体的に解説します。

□遮熱塗料が効果なしと言われる理由

遮熱塗料は「効果がない」と言われることもありますが、それは性能や用途、メンテナンスなど様々な要因が考えられます。

1:性能にばらつきがある

遮熱塗料には様々な種類があり、それぞれ性能が異なります。
耐用年数が短い塗料は性能が低く、耐用年数が高い塗料ほど性能が高い傾向にあります。
例えば、アクリル系塗料は耐用年数が6年程度と短く、遮熱効果も低い一方で、無機系塗料は耐用年数が20~25年と長く、高い遮熱効果が期待できます。

2:遮熱効果が低い

遮熱塗料は、太陽光を反射して表面温度の上昇を抑える効果がありますが、単体では遮熱効果が低い傾向にあります。
輻射熱の反射率は、一般的に60~80%程度です。
そのため、遮熱塗料だけでは十分な効果が得られない場合があり、他の遮熱対策と組み合わせる必要があります。

3:断熱効果がない

遮熱塗料は、熱の移動をコントロールすることはできません。
そのため、断熱効果はありません。
外の熱を中に侵入することは防げますが、中の熱を室内に閉じ込めることはできません。
夏は涼しく過ごせる一方で、冬は寒さが厳しくなる可能性があります。

4:塗り直す必要がある

遮熱塗料は、耐用年数が過ぎると効果が低下するため、定期的に塗り直す必要があります。
塗料の種類によって耐用年数は異なりますが、一般的には5~10年程度です。
塗り直しには費用がかかるため、長期的なコスト面も考慮する必要があります。

5:塗膜が汚れると効果が下がる

遮熱塗料は、塗膜が綺麗であるほど効果を発揮します。
しかし、雨風や汚れによって塗膜が汚れると、遮熱効果が低下する可能性があります。
定期的な清掃やメンテナンスが不可欠です。

□遮熱塗料が効果を発揮しやすいケース

遮熱塗料の効果は、住宅の構造や素材によって大きく変わります。

1:3階建ての住宅

3階建ての住宅は、太陽光を遮るものが少なく、日当たりが良いため、遮熱塗料によって室温の低下を感じやすいといえます。
特に、3階の部屋は、夏場になるとむわっとした熱気を感じることがあります。
屋根に遮熱塗料を塗ることで、むわっとした感じが解消され、過ごしやすくなる可能性が高いです。

2:リビングが2階にある住宅

2階にリビングがある場合は、遮熱塗料により温度が下がって快適に過ごしやすくなります。
家の高さが高いほど室内温度は上昇する傾向にありますが、遮熱塗料によって2階の温度が下がれば、塗装前と比べて快適な空間になるでしょう。
特に日当たりのよい2階は室温が上昇しやすいため、遮熱塗料による効果を感じやすいといえます。

3:吹き抜け天井がある住宅

吹き抜け天井がある住宅も、遮熱塗料によって室温の変化を実感しやすいといえます。
吹き抜けのある場所から熱が侵入しやすく、室内が熱くなりやすい傾向にありますが、遮熱塗料によって温度上昇の抑制が可能です。
吹き抜け天井があることで「冷房が効きにくい」と悩んでいる方は、遮熱塗料の利用を検討してみましょう。

4:金属材でできている屋根

トタンやガリバリウム鋼板、アルミなどの金属材でできている屋根は、遮熱塗料により室温の上昇を抑えられます。
金属は熱伝導率(熱の伝わりやすさ)が良いため、ほかの屋根材と比較して日光の影響を受けやすい素材です。
そのため、晴れの日は室内の温度もどんどん上昇してしまうものの、遮熱塗料を施工すれば熱が伝わりにくくなり、涼しく過ごせるようになります。

□まとめ

遮熱塗料は、効果がないと言われることもありますが、適切な塗料を選び、適切な施工方法で施工すれば、効果を発揮する可能性があります。
この記事で紹介した理由と4つのケースを参考に、遮熱塗料の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

高知市で住宅に関するお悩みがある方は、当社までご相談ください。