外壁の色褪せはなぜ起こる?退色しやすい色としにくい色をご紹介!
2023/10/29外壁塗装を検討中の際、できるだけ色褪せしない色にしたいと考える方は多いでしょう。
色褪せしない色を選ぶことは、外壁の美観を長期間保つために非常に重要です。
今回は、色褪せの主な原因から、退色しやすい色としにくい色について解説します。
これを読んで、後悔のない外壁の色選びを行いましょう。
□外壁の色褪せはなぜ起こるの?
色褪せしにくい外壁の色を選ぶために、まずは外壁が色褪せる理由を知りましょう。
ここでは、2つの大きな原因をご紹介します。
*紫外線による色素の劣化
外壁は日中、紫外線にさらされることが多いです。
この紫外線が、色を構成する「顔料」の原子結合を破壊し、色褪せを引き起こします。
この理由から、特に家の南側は太陽が多く当たるため、色褪せが進行しやすいです。
*化学変化による変質
金属屋根では、酸素や水、日光によって酸化が起こり、色が変わることがあります。
これは外壁だけでなく、トタン屋根でもよく見られる現象です。
□退色しやすい色としにくい色をご紹介!
ここまで、色褪せの主な原因について解説しました。
色褪せの原因は紫外線や化学変化であるため、紫外線に強い色や塗料を選べば色褪せも防げます。
また、色によっても色褪せのしやすさは異なります。
そこでここでは、色褪せしやすい色としにくい色について解説します。
1.色褪せしやすい色
原色系の「赤」「黄色」「紫」は色褪せしやすいです。
これらの色は紫外線を吸収しやすく、退色が早いです。
また、その色味によっては街の景観を損なう可能性もあるため、選ぶ際には慎重になる必要があるでしょう。
2.色褪せしにくい色
「白」「黒」「青」は色褪せしにくいです。
ただし、白と黒は汚れが目立ちやすいので注意が必要です。
特に白は汚れが目立つため、明るい色にしたい場合は「ベージュ」や「グレー」といった、色褪せと汚れに強い中間色を選ぶのがおすすめです。
これらの色を選ぶことで、長く綺麗な外観を保つことができるでしょう。
□まとめ
今回は色褪せしない外壁色の選び方について解説しました。
外壁の色褪せの主な原因は、紫外線による色素の劣化と化学変化による変質です。
外壁の色褪せが気になるという方は、色褪せしやすい「赤」「黄色」「紫」といったカラーは避け、色褪せしにくい「白」「黒」「青」、さらに汚れに強い「ベージュ」「グレー」などの色を選ぶのがおすすめです。
当社は、高知市周辺で外壁塗装・屋根塗装・防水工事を行う会社です。
この記事を参考に賢い色の選び方をして、美しい外壁を長期間保ちましょう。