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活膜と死膜とは?その意味と外壁塗り替えの流れをご紹介!

2023/10/07

家を建ててからある程度の期間が経過したら、外壁塗装を行う必要があります。
しかし、外壁塗装に関する説明の中には多くの専門用語があり、理解が難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
「活膜」と「死膜」もそんな専門用語の中のひとつです。
そこで今回は、活膜と死膜の意味、それを生かした外壁塗り替えの方法をご紹介します。

□活膜と死膜とは?

特に高圧洗浄やケレンを行う際に出てくることの多い活膜と死膜という用語。
その漢字からなんとなく類推できるように、塗膜のうちまだ活用可能なのが活膜、剥がれてしまってもう塗膜としての役割を果たしていないのが死膜といえます。

高圧洗浄やケレンを行う際に、全ての膜を除去すると無駄に手間や費用がかかってしまうため、多くの場合では死膜のみ除去して塗装を進めるのです。
どこからが死膜であるのかという定義は明確になってはいませんが、一般的にはひび割れたり膨れたりと何らかの異常状態にあり、防錆機能が失われた塗膜のことを呼ぶことが多いです。
この死膜部分が多いと塗装の際に多くの費用がかかってしまいがちなので、サビや剥がれが深刻化する前に塗装などのメンテナンスを行うようにしましょう。

□外壁塗り替えの方法をご紹介!

ここまで、活膜と死膜の意味についてご紹介しました。
では、そんな活膜と死膜を踏まえて、どのように外壁の塗り替えが行われるのでしょうか。
ここでは、外壁塗り替えの方法をご紹介します。

一般的に外壁塗り替えでは、以下3つのステップを踏みます。
・ケレンや高圧洗浄で死膜を除去する
・目粗しを行う
・塗装する

始めに行われるのが、ケレンや高圧洗浄による死膜の除去です。
ボロボロの状態の外壁に上から塗装をしても、すぐに剥がれてくるのは明白ですよね。
死膜をきちんと除去できたら次は目粗しです。
目粗しは、コンクリート面や塗装面の新旧材料の接着性を高める目的で行い、表面に細かい傷をつけ粗い状態にすることで、これにより新しい塗料が外壁に密着しやすくなります。

これらの下準備完了後、ようやく塗装が行われます。
塗装が完了したら、きちんと乾燥させることで外壁の塗り替えは完了です。

□まとめ

今回は、活膜と死膜の意味、それを生かした外壁塗り替えの方法をご紹介しました。
塗膜のうちまだ活用可能な活膜、剥がれてしまってもう塗膜としての役割を果たしていない死膜。
今回ご紹介したように、それぞれの意味と外壁塗り替えの流れを理解した上で外壁の塗装を実施しましょう。

当社は、高知市で外壁塗装・屋根塗装・防水工事を行う会社です。
外壁塗装や屋根塗装、防水工事に関してわからないことがありましたらお気軽にお問い合わせください。