屋根塗装の前には高圧洗浄が必須?その理由と屋根の高圧洗浄のポイントをご紹介
2023/10/11屋根塗装の前に必ず行われる高圧洗浄には、いったいどのような役割があるのかご存知ですか。
今回は、屋根塗装の前に高圧洗浄が必要な理由を解説します。
さらに、屋根の大切な機能を守るために、高圧洗浄の際に注意したいポイントもご紹介するのでぜひ最後までご覧ください。
□屋根塗装の前に高圧洗浄が必要な理由とは?
そもそも高圧洗浄とは、高圧洗浄機を使用して洗浄をすることです。
一般的に屋根塗装の前には高圧洗浄機を使って、付着した汚れやカビ、苔、チョーキングや剥がれかけた塗膜を落とします。
屋根塗装の前にこの高圧洗浄を怠るとこれらの汚れの上から塗装することになり、見た目が悪くなるだけでなく塗料が剥がれやすくなるため、この工程は必須と言われているのです。
□高圧洗浄の際に注意したいポイントをご紹介!
上記のように、屋根塗装の前には必須の工程である高圧洗浄ですが、その施工時にはさまざまなリスクに見舞われます。
そこでここでは、高圧洗浄の際に注意したい3つのポイントをご紹介します。
*コロニアルを劣化、破損させてしまうリスク
コロニアルとは、「スレート材」と呼ばれる薄い板状の屋根材の1種です。
その薄さから、高圧洗浄や人の体重に耐えられず、洗浄時に割れてしまうこともしばしば。
コロニアルにとどまらず、劣化が進んだ瓦なども高圧洗浄に耐えられず割れてしまうリスクがあるので注意が必要です。
*雨漏りを発生させてしまうリスク
コロニアルを水圧で割ると同時に下葺き材のルーフィングシートを破ってしまうと、雨漏りにつながります。
施工不良がある場合だけでなく、経年劣化が激しい場合には高圧洗浄に耐えられず雨漏りにつながるリスクが高いので、コロニアル屋根の葺き替えやカバー工法を検討する必要があります。
*アスベストを飛散させるリスク
現代の戸建て住宅屋根のほとんどは石綿(アスベスト)スレート屋根です。
この屋根に高圧洗浄をかけてしまうと、アスベストが拡散してしまうリスクがあるため、特に劣化が進んだ屋根を洗浄する際には注意が必要です。
□まとめ
今回は、屋根塗装の前に高圧洗浄が必要な理由と、高圧洗浄の際に注意したいポイントをご紹介しました。
屋根の汚れを落として塗膜が定着しやすくするために、塗装前には必須の工程である高圧洗浄。
今回ご紹介した以下3つのポイントに留意して進めましょう。
・コロニアルを劣化、破損させてしまうリスク
・雨漏りを発生させてしまうリスク
・アスベストを飛散させるリスク
当社は、高知県で外壁塗装・屋根塗装・防水工事を行っております。
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