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外壁にこびりつく苔とカビの違いとは?その落とし方も解説します

2023/08/18

家を建ててから数年から十数年経過すると、外壁の汚れが気になり始める方も増えてきます。
そんな外壁に付着する汚れの中でも、最も気になる方が多いのが苔やカビ。
とはいえ、この苔とカビの違いをきちんと理解していないという方は多いでしょう。
そこで今回は、苔とカビの違いと、それぞれの除去方法をご紹介します。

□苔とカビの違いとは?

一見見分けもつきにくく、あまり違いがないようにも見える苔とカビですが、その大きな違いは、苔は植物であり、カビは菌であるという点です。
これを踏まえて、それぞれの特徴を見ていきましょう。

1.苔の特徴

先程もお話しした通り、苔は植物であるため、日陰だけでなく日当たりの良い場所にも繁殖します。
さらに、自身で光合成を行えるため、水分さえあれば繁殖できるのも大きな特徴です。

2.カビの特徴

カビは菌であるため、主に日陰で繁殖します。
また、カビは水分と栄養がないと繁殖できないため、外壁にカビが付着しているということは、外壁に水分だけでなく何らかの養分が付着しているのです。

異なる特徴を持つ苔とカビですが、どちらもその繁殖には水分が大きく影響しています。
つまり、天候や立地などの理由で水分が外壁に付着しやすい家はカビや苔が繁殖しやすいため、注意しましょう。

□外壁にこびりつく苔とカビの除去方法をご紹介!

全く異なる性質を持つ苔とカビは、落とし方ももちろん異なります。
そこでここでは、それぞれの除去方法をご紹介します。

1.苔の除去方法

外壁に生えた苔は、熱湯をかけてブラシでこすると簡単に除去できます。
場所の関係で熱湯をかけられないときには、酢を5倍程度の水で薄めたものを霧吹きで吹きかけましょう。
コケレスやコケとーるシャワーといった、苔専用の駆除剤を使用するのもおすすめです。

2.カビの除去方法

カビ除去の最も手軽な方法は、カビが発生している外壁箇所を水で濡らしスポンジで軽くこすって、流水で洗い流すものです。
強く擦ると外壁を傷めてしまうことがあるため、力加減に注意が必要です。
それでもカビが除去できない場合は、ホームセンターで専用の薬剤を購入し使ってみてください。

□まとめ

今回は、苔とカビの違いと、それぞれの除去方法をご紹介しました。
似たような見た目で、見分けがつかないと言う方も多い苔とカビですが、苔は植物でありカビは菌であることからも分かる通り、両者には大きな違いがあります。

当社は高知市周辺で外壁塗装、屋根塗装、防水工事を行なっています。
今回ご紹介した方法での除去が難しい場合には、お気軽にご相談ください。