ケレン作業とは?ケレン作業の重要性について解説します!
2023/07/19外壁塗装や屋根塗装を依頼するとケレンというワードを見かけるでしょう。
ケレンとは塗料の性能を保ったり、住宅の劣化を防いだりするための重要な工程の1つです。
ケレン作業の基礎知識を知っておくことで、塗装工事の失敗を防げるでしょう。
今回はケレンとは何か、ケレン作業をする理由についてご紹介します。
□ケレン作業とは?
ケレンとは外壁塗装の際の下地処理の1つです。
塗装の表面に付着した汚れやサビを除去する工程をケレン作業と呼びます。
電気工具でケレンを行う場合もありますが、やすりやブラシを使って手作業でケレンをすることもあります。
また、塗料が密着しやすくなるように塗面をわざと傷つける作業もケレンと呼ぶことがあります。
外壁や屋根などは経年劣化によって剥がれやサビが発生します。
塗料で綺麗にコーディングし、性能を十分に発揮させるためには塗膜やサビを取り除く必要があるのです。
そのため、どんな塗装工事でも欠かせない重要な工程となっています。
ケレン作業を含めた下地処理が塗装工事の仕上がりを左右すると言えるでしょう。
□ケレン作業をする理由について
ケレン作業をする理由は次の2つが挙げられます。
・下地を整える
・塗料の密着性を上げる
以下ではそれぞれの理由について解説していきます。
*下地を整える
外壁に汚れやサビがついたまま塗装すると、うまく密着せずすぐに剥がれてしまいます。
そのため、ケレン作業で汚れやサビを取り除いて下地を整えるのです。
そうすることで塗装が綺麗に仕上がるだけでなく、剥がれによる外壁や屋根の劣化も防げます。
塗料の性能を十分に発揮させ、耐用年数を維持させるためにもケレン作業は重要なのです。
*塗料の密着性を上げる
ケレン作業によってあえて、表面に凹凸をつけることで塗料の密着性が上がります。
塗料の密着性が上がると塗装がきれいに仕上がるのです。
一方で、表面に凹凸がなくツルツルした状態の外壁で塗装すると、すぐに剥がれてしまいます。
ケレン作業で外壁を磨くことで、塗料が密着しやすくなるのです。
塗料の剥がれを防げるため、住宅の劣化の進行を抑えられます。
□まとめ
ケレン作業によって汚れやサビを取り除くことで、塗料の密着性が上がり、下地を整えられます。
塗料の性能を発揮させ、住宅の劣化を防ぐためにもケレン作業は欠かせない工程なのです。
当社では平日の夜や休日の打ち合わせも可能です。
高知市周辺で外壁塗装を検討されている方は、お気軽に当社にご相談ください。